シャワーを浴びた私は、バスタオルにカラダを包んだ格好で部屋に戻った。
彼は、ソファでタバコを吸っている。
「お先しました。ごめんなさい、寒くないですか?」
「ああ・・・大丈夫。僕も入ってくるね。」
彼は軽く手を上げると、バスルームに消えて行った。
私は濡れた彼のスーツをハンガーにかけてから、自分のスーツをかけた。
窓際に立ち、カーテンを少しだけ開ける。
雨に濡れた街、、、って、きれいだな、、、
壁にもたれるように、私はずっと外を眺めていた。
カチャン・・・
バスルームのドアが閉まる音がする。
彼が部屋に備え付けのバスローブを着て、出てきた。
「お帰りなさい、、、」
私はにっこりと笑う。
「ああ・・・ただいま。」
彼は照れたように言った。
「なに、ずっとそこにいたの?風邪引くよ」
「きれいだな、、って思って、、、」
私は視線を外に向ける。
彼は私の後ろに回るように立つと、一緒に窓の外を見た。
「ほんとだね。知らない街みたいだ。」
彼が私の肩に手を置く。
「冷たい。寒くない?」
「平気、、、」
クシュン、、、
言ったそばからくしゃみが出てしまった。
「ほら。何か着ないと・・・・って言っても、バスローブくらいしかないけど・・・え?」
私は彼の胸に、カラダをぴったりと寄せる。
彼が戸惑っているのが、中を浮いたその手からわかった。
「、、、、あったかい、、」
私は目を伏せてじっとしている。
彼はゆっくり、柔らかく、抱きしめてくれた。
私も彼の背中に両手を回す。
「あ・・・やばっ」
彼が小さな声で呻いた。
彼の変化のあった部分が、私の太腿に当たっている。
私は彼からカラダを離すと、まっすぐ彼の瞳を見ながらバスタオルを床に落とした。
「ちょっと・・・!」
彼はあわてて横を向く。
私は彼の右手を取ると、そっと自分の胸に当てた。
彼は驚いたように私を見る。
「、、、抱いてください、、」
「え、でも・・!」
「、、おねがい、、、、」
私は彼に抱きついた。
私はベッドの上で、目を閉じている。
彼は私の隣に横たわっていた。
ためらっている気配がする。
ゆっくりと目を開くと、彼と目が合った。
私はにっこりと笑って見せる。
彼は少し困ったように微笑んだ。
「・・淋しそうな顔をしている・・・」
彼はそうつぶやくと、私の髪をなでてくれる。
「本当にいいの・・・?」
「、、、はい、、」
私がうなずくと、彼は意を決したように私の覆いかぶさってきた。
私は思わず両手で胸を隠す。
「震えている・・・大丈夫・・?」
私はうなずく。
彼は私の両手首をつかむと、ゆっくりと開いてベッドに押さえつけた。
そのまま首筋を唇でなぞる。
「、、、ぁ、、、」
私は小さな声を上げた。
彼の舌や唇が、胸や脇腹に触れるたびに、私はビクッとカラダを震わせる。
彼は長い時間をかけて、ゆっくりと私のカラダを愛撫してくれた。
わざと敏感な乳首や硬い芽をさけるように、全身を這う彼の舌。
そのもどかしさが切なさに代わる。
いつの間にか私の額にはうっすらと汗が浮かび、しっかりとシーツを握り締めていた。
そしてついに、彼の舌が私の硬い芽をなぞりあげた。
「ああっ、、!」
思わずカラダを捩る私の腰を、彼はしっかりと押さえつける。
もうそこは、すっかり濡れているに違いなかった。
「あ、、、だめ、、、」
私は彼の頭を両手で押さえる。
彼が私の濡れたその部分を吸いあげた。
「はうぅぅ!!」
私は大きな声を出し、あわてて右手の指を噛んだ。
彼は顔を上げると、手を伸ばして私の手首をつかむ。
「・・我慢しなくていいよ・・・」
彼は私の隣に横になると、優しく髪を撫でてくれた。
そのまま私の目を見つめながら、ゆっくりと指をカラダに這わせる。
「、、ぁ、、、ん、、、」
私は恥ずかしさに、彼から目をそらせる。
「・・可愛い・・・」
彼は乳首をピンッと指で弾いた。
「あっ、、」
再び口元に持っていった手を、彼はベッドに押さえつけた。
カラダをなぞっていた指が下半身に到達する。
彼はゆっくりと確認するように、割れ目に指を這わせた。
あわてて閉じようとした脚の間に、彼は膝を入れる。
くちゅっ、、
いやらしく湿った音が響いた。
「・・すごく・・濡れているよ・・・気持ちがいいの・・・?」
彼が私の耳元でささやく。
「、、、気持ちが、、いい、、」
私は小さな声でつぶやくと、彼の首に両手を回した。
「、、キス、、して、、、、」
彼は目でうなずくと、そっと、唇を重ねてくれる。
吸い付くように優しい愛撫に、私も応える。
やがて、力強く舌が挿し込まれると、貪るようなキスに代わっていった。
彼の右の指が首筋から胸、そして脇腹をなぞり、下腹部に到達する。
「、、、ん、、」
脚を閉じようとしても、彼の両膝が邪魔で閉じる事ができない。
彼の指に芽をなぞり上げられるたびに、私はカラダを震わせた。
漏れる声も、彼の唇で封じられている。
「、、ぁぁ、、ぁぅ、、ぅ、、ぁっ、、」
息苦しさが、更に私のカラダを熱くさせた。
「・・可愛い・・・」
彼が唇を重ねたままつぶやく。
「・・・いい・・?」
彼は上ずった声で聞く。
私はうなずいた。
彼は私の両脚を少し持ち上げると、硬くそそり勃った彼自身を私にあてがう。
「・・・いい・・?」
彼がもう一度聞く。
私は彼にしがみついた。
彼はきつく私を抱きしめると、少しづつ、私の中に入ってきた。
「いつも・・こういうこと・・しているの・・?」
ベッドの中で、タバコを吸いながら、彼が聞く。
「、、、いいえ、、、これが、、はじめて、、、」
私は髪を梳かしながら、ドレッサーの鏡越しに、答えた。
「・・・どうして?」
彼がタバコを灰皿に押し付ける。
「さぁ、、、、?あなたの横顔が、、とっても、、淋しそうだったから、、かな」
私は彼のほうを向くと、にっこりと笑う。
「、、それじゃぁ、、、」
私は立ち上がると、彼に向かって、軽く右手を振った。
「今日は、、ありがとう、、、さよなら、、、」
「待って!」
玄関に向かう私を追い越すと、彼はドアの前に立つ。
「まだ・・・君の名前も・・聞いていない・・・僕は」
私は彼に唇に、右手の人差し指を当てて黙らせる。
「聞きたくないわ、、、」
私はもう一度、にっこりと笑ってみせる。
「もう・・・会えないのか・・?」
彼は私の右手首を、強く掴む。
「さぁ、、、?ステキな偶然でもあったら、、、また会えるかもね、、」
「ステキな偶然・・か・・・」
掴んだ手首の、力が緩む。
「もし・・もし今度めぐり逢ったら・・そのときは・・・名前・・教えてくれる?」
「いいわ、、、」
私はドアを開けると、振り返らずに部屋を出て行った。
雨はすっかり上がってる。
終電が終わった静かな雨上がりの街。
私は少しだけ軽くなった気分で、ホテルを出た。
ちょうどその時、近くを佐野課長が接待先のお客さんと通りかかった事に、私は全く気づいていなかった。
(3)へ続く
(My妄想小説サイト:クリスタルムーンより転機)
彼は、ソファでタバコを吸っている。
「お先しました。ごめんなさい、寒くないですか?」
「ああ・・・大丈夫。僕も入ってくるね。」
彼は軽く手を上げると、バスルームに消えて行った。
私は濡れた彼のスーツをハンガーにかけてから、自分のスーツをかけた。
窓際に立ち、カーテンを少しだけ開ける。
雨に濡れた街、、、って、きれいだな、、、
壁にもたれるように、私はずっと外を眺めていた。
カチャン・・・
バスルームのドアが閉まる音がする。
彼が部屋に備え付けのバスローブを着て、出てきた。
「お帰りなさい、、、」
私はにっこりと笑う。
「ああ・・・ただいま。」
彼は照れたように言った。
「なに、ずっとそこにいたの?風邪引くよ」
「きれいだな、、って思って、、、」
私は視線を外に向ける。
彼は私の後ろに回るように立つと、一緒に窓の外を見た。
「ほんとだね。知らない街みたいだ。」
彼が私の肩に手を置く。
「冷たい。寒くない?」
「平気、、、」
クシュン、、、
言ったそばからくしゃみが出てしまった。
「ほら。何か着ないと・・・・って言っても、バスローブくらいしかないけど・・・え?」
私は彼の胸に、カラダをぴったりと寄せる。
彼が戸惑っているのが、中を浮いたその手からわかった。
「、、、、あったかい、、」
私は目を伏せてじっとしている。
彼はゆっくり、柔らかく、抱きしめてくれた。
私も彼の背中に両手を回す。
「あ・・・やばっ」
彼が小さな声で呻いた。
彼の変化のあった部分が、私の太腿に当たっている。
私は彼からカラダを離すと、まっすぐ彼の瞳を見ながらバスタオルを床に落とした。
「ちょっと・・・!」
彼はあわてて横を向く。
私は彼の右手を取ると、そっと自分の胸に当てた。
彼は驚いたように私を見る。
「、、、抱いてください、、」
「え、でも・・!」
「、、おねがい、、、、」
私は彼に抱きついた。
私はベッドの上で、目を閉じている。
彼は私の隣に横たわっていた。
ためらっている気配がする。
ゆっくりと目を開くと、彼と目が合った。
私はにっこりと笑って見せる。
彼は少し困ったように微笑んだ。
「・・淋しそうな顔をしている・・・」
彼はそうつぶやくと、私の髪をなでてくれる。
「本当にいいの・・・?」
「、、、はい、、」
私がうなずくと、彼は意を決したように私の覆いかぶさってきた。
私は思わず両手で胸を隠す。
「震えている・・・大丈夫・・?」
私はうなずく。
彼は私の両手首をつかむと、ゆっくりと開いてベッドに押さえつけた。
そのまま首筋を唇でなぞる。
「、、、ぁ、、、」
私は小さな声を上げた。
彼の舌や唇が、胸や脇腹に触れるたびに、私はビクッとカラダを震わせる。
彼は長い時間をかけて、ゆっくりと私のカラダを愛撫してくれた。
わざと敏感な乳首や硬い芽をさけるように、全身を這う彼の舌。
そのもどかしさが切なさに代わる。
いつの間にか私の額にはうっすらと汗が浮かび、しっかりとシーツを握り締めていた。
そしてついに、彼の舌が私の硬い芽をなぞりあげた。
「ああっ、、!」
思わずカラダを捩る私の腰を、彼はしっかりと押さえつける。
もうそこは、すっかり濡れているに違いなかった。
「あ、、、だめ、、、」
私は彼の頭を両手で押さえる。
彼が私の濡れたその部分を吸いあげた。
「はうぅぅ!!」
私は大きな声を出し、あわてて右手の指を噛んだ。
彼は顔を上げると、手を伸ばして私の手首をつかむ。
「・・我慢しなくていいよ・・・」
彼は私の隣に横になると、優しく髪を撫でてくれた。
そのまま私の目を見つめながら、ゆっくりと指をカラダに這わせる。
「、、ぁ、、、ん、、、」
私は恥ずかしさに、彼から目をそらせる。
「・・可愛い・・・」
彼は乳首をピンッと指で弾いた。
「あっ、、」
再び口元に持っていった手を、彼はベッドに押さえつけた。
カラダをなぞっていた指が下半身に到達する。
彼はゆっくりと確認するように、割れ目に指を這わせた。
あわてて閉じようとした脚の間に、彼は膝を入れる。
くちゅっ、、
いやらしく湿った音が響いた。
「・・すごく・・濡れているよ・・・気持ちがいいの・・・?」
彼が私の耳元でささやく。
「、、、気持ちが、、いい、、」
私は小さな声でつぶやくと、彼の首に両手を回した。
「、、キス、、して、、、、」
彼は目でうなずくと、そっと、唇を重ねてくれる。
吸い付くように優しい愛撫に、私も応える。
やがて、力強く舌が挿し込まれると、貪るようなキスに代わっていった。
彼の右の指が首筋から胸、そして脇腹をなぞり、下腹部に到達する。
「、、、ん、、」
脚を閉じようとしても、彼の両膝が邪魔で閉じる事ができない。
彼の指に芽をなぞり上げられるたびに、私はカラダを震わせた。
漏れる声も、彼の唇で封じられている。
「、、ぁぁ、、ぁぅ、、ぅ、、ぁっ、、」
息苦しさが、更に私のカラダを熱くさせた。
「・・可愛い・・・」
彼が唇を重ねたままつぶやく。
「・・・いい・・?」
彼は上ずった声で聞く。
私はうなずいた。
彼は私の両脚を少し持ち上げると、硬くそそり勃った彼自身を私にあてがう。
「・・・いい・・?」
彼がもう一度聞く。
私は彼にしがみついた。
彼はきつく私を抱きしめると、少しづつ、私の中に入ってきた。
「いつも・・こういうこと・・しているの・・?」
ベッドの中で、タバコを吸いながら、彼が聞く。
「、、、いいえ、、、これが、、はじめて、、、」
私は髪を梳かしながら、ドレッサーの鏡越しに、答えた。
「・・・どうして?」
彼がタバコを灰皿に押し付ける。
「さぁ、、、、?あなたの横顔が、、とっても、、淋しそうだったから、、かな」
私は彼のほうを向くと、にっこりと笑う。
「、、それじゃぁ、、、」
私は立ち上がると、彼に向かって、軽く右手を振った。
「今日は、、ありがとう、、、さよなら、、、」
「待って!」
玄関に向かう私を追い越すと、彼はドアの前に立つ。
「まだ・・・君の名前も・・聞いていない・・・僕は」
私は彼に唇に、右手の人差し指を当てて黙らせる。
「聞きたくないわ、、、」
私はもう一度、にっこりと笑ってみせる。
「もう・・・会えないのか・・?」
彼は私の右手首を、強く掴む。
「さぁ、、、?ステキな偶然でもあったら、、、また会えるかもね、、」
「ステキな偶然・・か・・・」
掴んだ手首の、力が緩む。
「もし・・もし今度めぐり逢ったら・・そのときは・・・名前・・教えてくれる?」
「いいわ、、、」
私はドアを開けると、振り返らずに部屋を出て行った。
雨はすっかり上がってる。
終電が終わった静かな雨上がりの街。
私は少しだけ軽くなった気分で、ホテルを出た。
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