「あの、、、」
私は隣で雨宿りをしていた男の人に、声をかける。
「雨がやむまで、、一緒にいてもらえませんか、、、、?」
「いつも・・こういうこと・・しているの・・?」
ベッドの中で、タバコを吸いながら、彼が聞く。
「、、、いいえ、、、これが、、はじめて、、、」
私は髪を梳かしながら、ドレッサーの鏡越しに、答えた。
「・・・どうして?」
彼がタバコを灰皿に押し付ける。
「さぁ、、、、?あなたの横顔が、、とっても、、淋しそうだったから、、かな」
私は彼のほうを向くと、にっこりと笑う。
「、、それじゃぁ、、、」
私は立ち上がると、彼に向かって、軽く右手を振った。
「今日は、、ありがとう、、、さよなら、、、」
「待って!」
玄関に向かう私を追い越すと、彼はドアの前に立つ。
「まだ・・・君の名前も・・聞いていない・・・僕は」
私は彼に唇に、右手の人差し指を当てて黙らせる。
「聞きたくないわ、、、」
私はもう一度、にっこりと笑ってみせる。
「もう・・・会えないのか・・?」
彼は私の右手首を、強く掴む。
「さぁ、、、?ステキな偶然でもあったら、、、また会えるかもね、、」
「ステキな偶然・・か・・・」
掴んだ手首の、力が緩む。
「もし・・もし今度めぐり逢ったら・・そのときは・・・名前・・教えてくれる?」
「いいわ、、、」
私はドアを開けると、振り返らずに部屋を出て行った。
「ね、ゆきな?こないだの彼とは、どうなの?」
昼休みの社員食堂は、混んでいる。
隣に座ってB定食の煮魚を食べながら、同期の美和子が聞いた。
「ああ、、とっくにやめたわ。」
私はC定食のサラダをつつきながら、答える。
「えぇぇぇ!?どうして?もったいなぁ~い!!」
美和子は大きな目を、さらに大きくする。
「もったいない?そうかな、、、ナルシストの塊みたいで、気持ち悪いわ、、」
「顔はいいし、お金も持っているんだからさ、ちょっとくらいおナルでも、キープしておけばよかったのに。 財布代わりにするとかさぁ?」
私はクスッ、、と笑う。
「美和子が付き合えばいいじゃない?私は、、いやよ、、」
「真っ先に告ったのに、ふられたんじゃぁ!」
「あら、、そうなの?」
「知ってるくせにぃ」
私たちは目を合わせると、ぷーっと吹き出した。
2週間前の合コンで、私は西条慎二という大学生と知り合った。
1次会のうちに「付き合ってくれ」と言われた。
彼は「OKされて当然」という態度だったし、彼の友達手前、その場で断るのはちょっとかわいそうかな、と、 とりあえずコンパのあと、2人でショットバーに行くことにした。
ショットバーのカウンターでカクテルを片手に、自慢話ばかりを聞かされた。
高級マンションに一人暮らしで、高級外車を乗り回している、とか。
セックスではいかにテクニシャンで、俺と寝た女はどんな風に泣くのか、とか。
親のお金で優雅な生活をしているだけの「ばか丸出し」。
髪型ばっかり気にして、5分に1回は、櫛と鏡を取り出す。
「あほらしい。私、帰るわ、、、」
「、、と、いうわけ。」
食後のコーヒーを飲みながら、私は言う。
「確かにあほは疲れるけどね。」
さすがの美和子も苦笑する。
「でもさ?ゆきなって、今まで1度も彼氏の話したことないけど、男と付き合ったことって、ないの?」
「付き合うくらいなら、何度もあるけど、、、」
「けど?」
「好きになれなくって、、別れちゃう、、」
私は下を向く。
「ふーん。自分から好きになって、付き合ったことがないんだ?」
美和子はジュースの氷をかりっと噛んだ。
「そんなとこかな、、、」
「ね?ゆきなって、どんなタイプの人がいいの?」
「そうだなぁ、、、」
私は頬杖をつく。
「雨の日に、、、少し淋しげな横顔、、、振り向いたとき、、やさしい笑顔を見せてくれる人、、、かな」
「なんだそりゃ?」
あんぐりと口を開いた美和子に、私はにっこりと笑った。
火曜日は必ず残業させられる。
それも私だけ。
書類を資料室に持っていくと、総務課長の佐野が待っていた。
私は軽く、目を伏せる。
課長は、下衆な笑いを浮かべながら私に近づくと、いきなり胸を鷲掴みにした。
「、、っ、、」
私は苦痛に顔をゆがめる。
「フフン・・・君のその顔・・本当にそそられるな・・・」
課長は、持っていたロープで、私を後手に縛り上げた。
パイプ椅子に私を座らせると、両脚を開くような格好で、作り付けの資料棚に拘束する。
「制服姿で縛られているのが・・・1番興奮するよ・・・」
課長は私の太腿を、汗ばんだ両手で撫で回す。
不快で全身に鳥肌が立った。
課長はパンティストッキングを破くと、ショーツの上から、股間をまさぐる。
クリト○スを摘まれると、私のカラダがピクッ、、と跳ねた。
「ほら・・濡れてきた・・・相変わらずいやらしい女だな・・・」
課長はショーツを右に寄せると、濡れた股間に舌を這わせる。
無遠慮にべろべろと舐めながら、両手で乳首を弄った。
「、、、ぁ、、、、ぅ、、、」
私は小さな声を上げる。
「今日は・・もうだれも残っていないよ・・・もっと声・・出してよ・・・いやらしい声をさ!」
課長はいきなり、指を2本挿し込むと、奥のほうをぐりぐりとかき回した。
「んあぁぁ!、、ううぅ、、ん、、ぁ、、あ、、!」
私は目をきつく閉じて声を殺そうとしても、いつの間にか、大きな声を出して悶えている。
そんな自分が、とても嫌いだった。
入社式の翌日、私は課長に犯された。
出されたコーヒーに薬が入っていたらしく、カラダの自由が利かないまま、縛られ、弄ばれ、犯され、、、写真やビデオに撮られた。
以来3年間。
毎週火曜日に「残業」と言う名目で、私は課長の玩具になっていた。
「今日は時間がないんだ・・・もう入れるよ・・」
課長はズボンを脱ぐのももどかしく、私の股間にそそり勃ったモノを挿し込む。
そのまま激しく出し入れして、すぐに果てた。
「今日は、これから接待なんだ。悪いけど、また来週な。」
課長はロープを解くと、さっさと資料室を出て行った。
ふぅ、、、助かった、、、、
私は深いため息を漏らす。
ヴァージンだった私を犯した課長は、写真をネタに私を好きに弄んでいる。
この3年間で、私はすっかり開発されてしまったのは、事実。
嫌悪感で吐き気がするくらい嫌でも、課長の手は、確実に私を狂わせる。
執拗な舌は、何度も私を絶頂に押し上げた。
こんな短時間で開放されることなんてめったにない。
私は衣類の乱れを直すと、逃げるように資料室をあとにした。
帰り道、なんとなく、本屋に寄ってみた。
6階建ての大きな本屋の店内は、たくさん人がいるのに、妙に静かで、不思議な空間。
私は通勤の車内で読む文庫本を、3冊買って、本屋を出た。
雨が降っていた。
ああ、、、傘、、持ってないわ、、、
私は恨めしそうに、空を見上げる。
ふう・・・
少し離れたところで、同じように雨宿りをしている男の人がため息をついた。
その横顔が、なんとなく、淋しげで、、、、私の胸を「きゅっ」と締め付ける。
「あの、、、」
考えるよりも先に、声をかけていた。
彼が振り向く。
「雨がやむまで、、、一緒にいてもらえませんか、、、?」
彼は少し困ったような顔をする。
私は自分がしたことが、急に恥ずかしくなって、下を向いた。
「いいよ・・・」
彼が答える。
優しい声だった。
「ここにいても仕方ないから・・・どこか喫茶店で・・お茶でも飲もうか?」
「はい、、」
近くに喫茶店は見つからなかった。
小降りだった雨が急に土砂降りに変わる。
私たちはあわてて近くの軒下に逃げ込んだ。
「すごい降りになっちゃったね・・・・」
彼がカバンからタオルを出して、私の髪を拭いてくれる。
「あ、、、ごめんなさい、、、大丈夫ですから、、、」
「遠慮しないで・・・風邪引いたら大変だよ・・・」
そのとき、私の目に、ピンクのネオンが映った。
「あの、、、」
「ん・・?」
「あそこで、、、服、、、乾かしていきませんか、、、?」
「え・・?」
彼は驚いた顔をする。
「でも・・・あそこは・・・・」
「大丈夫です、、、、私、、何もしませんから、、、」
私はにっこりと笑う。
「あはは・・・それは・・・男の僕が言うセリフだね・・・」
彼が私の顔をのぞきこむ。
「いいの・・・?」
「はい、、、」
彼に肩を抱かれるように、私はネオンをくぐった、、、、
(2)へ続く
(My妄想小説サイト:クリスタルムーンより転機)
私は隣で雨宿りをしていた男の人に、声をかける。
「雨がやむまで、、一緒にいてもらえませんか、、、、?」
「いつも・・こういうこと・・しているの・・?」
ベッドの中で、タバコを吸いながら、彼が聞く。
「、、、いいえ、、、これが、、はじめて、、、」
私は髪を梳かしながら、ドレッサーの鏡越しに、答えた。
「・・・どうして?」
彼がタバコを灰皿に押し付ける。
「さぁ、、、、?あなたの横顔が、、とっても、、淋しそうだったから、、かな」
私は彼のほうを向くと、にっこりと笑う。
「、、それじゃぁ、、、」
私は立ち上がると、彼に向かって、軽く右手を振った。
「今日は、、ありがとう、、、さよなら、、、」
「待って!」
玄関に向かう私を追い越すと、彼はドアの前に立つ。
「まだ・・・君の名前も・・聞いていない・・・僕は」
私は彼に唇に、右手の人差し指を当てて黙らせる。
「聞きたくないわ、、、」
私はもう一度、にっこりと笑ってみせる。
「もう・・・会えないのか・・?」
彼は私の右手首を、強く掴む。
「さぁ、、、?ステキな偶然でもあったら、、、また会えるかもね、、」
「ステキな偶然・・か・・・」
掴んだ手首の、力が緩む。
「もし・・もし今度めぐり逢ったら・・そのときは・・・名前・・教えてくれる?」
「いいわ、、、」
私はドアを開けると、振り返らずに部屋を出て行った。
「ね、ゆきな?こないだの彼とは、どうなの?」
昼休みの社員食堂は、混んでいる。
隣に座ってB定食の煮魚を食べながら、同期の美和子が聞いた。
「ああ、、とっくにやめたわ。」
私はC定食のサラダをつつきながら、答える。
「えぇぇぇ!?どうして?もったいなぁ~い!!」
美和子は大きな目を、さらに大きくする。
「もったいない?そうかな、、、ナルシストの塊みたいで、気持ち悪いわ、、」
「顔はいいし、お金も持っているんだからさ、ちょっとくらいおナルでも、キープしておけばよかったのに。 財布代わりにするとかさぁ?」
私はクスッ、、と笑う。
「美和子が付き合えばいいじゃない?私は、、いやよ、、」
「真っ先に告ったのに、ふられたんじゃぁ!」
「あら、、そうなの?」
「知ってるくせにぃ」
私たちは目を合わせると、ぷーっと吹き出した。
2週間前の合コンで、私は西条慎二という大学生と知り合った。
1次会のうちに「付き合ってくれ」と言われた。
彼は「OKされて当然」という態度だったし、彼の友達手前、その場で断るのはちょっとかわいそうかな、と、 とりあえずコンパのあと、2人でショットバーに行くことにした。
ショットバーのカウンターでカクテルを片手に、自慢話ばかりを聞かされた。
高級マンションに一人暮らしで、高級外車を乗り回している、とか。
セックスではいかにテクニシャンで、俺と寝た女はどんな風に泣くのか、とか。
親のお金で優雅な生活をしているだけの「ばか丸出し」。
髪型ばっかり気にして、5分に1回は、櫛と鏡を取り出す。
「あほらしい。私、帰るわ、、、」
「、、と、いうわけ。」
食後のコーヒーを飲みながら、私は言う。
「確かにあほは疲れるけどね。」
さすがの美和子も苦笑する。
「でもさ?ゆきなって、今まで1度も彼氏の話したことないけど、男と付き合ったことって、ないの?」
「付き合うくらいなら、何度もあるけど、、、」
「けど?」
「好きになれなくって、、別れちゃう、、」
私は下を向く。
「ふーん。自分から好きになって、付き合ったことがないんだ?」
美和子はジュースの氷をかりっと噛んだ。
「そんなとこかな、、、」
「ね?ゆきなって、どんなタイプの人がいいの?」
「そうだなぁ、、、」
私は頬杖をつく。
「雨の日に、、、少し淋しげな横顔、、、振り向いたとき、、やさしい笑顔を見せてくれる人、、、かな」
「なんだそりゃ?」
あんぐりと口を開いた美和子に、私はにっこりと笑った。
火曜日は必ず残業させられる。
それも私だけ。
書類を資料室に持っていくと、総務課長の佐野が待っていた。
私は軽く、目を伏せる。
課長は、下衆な笑いを浮かべながら私に近づくと、いきなり胸を鷲掴みにした。
「、、っ、、」
私は苦痛に顔をゆがめる。
「フフン・・・君のその顔・・本当にそそられるな・・・」
課長は、持っていたロープで、私を後手に縛り上げた。
パイプ椅子に私を座らせると、両脚を開くような格好で、作り付けの資料棚に拘束する。
「制服姿で縛られているのが・・・1番興奮するよ・・・」
課長は私の太腿を、汗ばんだ両手で撫で回す。
不快で全身に鳥肌が立った。
課長はパンティストッキングを破くと、ショーツの上から、股間をまさぐる。
クリト○スを摘まれると、私のカラダがピクッ、、と跳ねた。
「ほら・・濡れてきた・・・相変わらずいやらしい女だな・・・」
課長はショーツを右に寄せると、濡れた股間に舌を這わせる。
無遠慮にべろべろと舐めながら、両手で乳首を弄った。
「、、、ぁ、、、、ぅ、、、」
私は小さな声を上げる。
「今日は・・もうだれも残っていないよ・・・もっと声・・出してよ・・・いやらしい声をさ!」
課長はいきなり、指を2本挿し込むと、奥のほうをぐりぐりとかき回した。
「んあぁぁ!、、ううぅ、、ん、、ぁ、、あ、、!」
私は目をきつく閉じて声を殺そうとしても、いつの間にか、大きな声を出して悶えている。
そんな自分が、とても嫌いだった。
入社式の翌日、私は課長に犯された。
出されたコーヒーに薬が入っていたらしく、カラダの自由が利かないまま、縛られ、弄ばれ、犯され、、、写真やビデオに撮られた。
以来3年間。
毎週火曜日に「残業」と言う名目で、私は課長の玩具になっていた。
「今日は時間がないんだ・・・もう入れるよ・・」
課長はズボンを脱ぐのももどかしく、私の股間にそそり勃ったモノを挿し込む。
そのまま激しく出し入れして、すぐに果てた。
「今日は、これから接待なんだ。悪いけど、また来週な。」
課長はロープを解くと、さっさと資料室を出て行った。
ふぅ、、、助かった、、、、
私は深いため息を漏らす。
ヴァージンだった私を犯した課長は、写真をネタに私を好きに弄んでいる。
この3年間で、私はすっかり開発されてしまったのは、事実。
嫌悪感で吐き気がするくらい嫌でも、課長の手は、確実に私を狂わせる。
執拗な舌は、何度も私を絶頂に押し上げた。
こんな短時間で開放されることなんてめったにない。
私は衣類の乱れを直すと、逃げるように資料室をあとにした。
帰り道、なんとなく、本屋に寄ってみた。
6階建ての大きな本屋の店内は、たくさん人がいるのに、妙に静かで、不思議な空間。
私は通勤の車内で読む文庫本を、3冊買って、本屋を出た。
雨が降っていた。
ああ、、、傘、、持ってないわ、、、
私は恨めしそうに、空を見上げる。
ふう・・・
少し離れたところで、同じように雨宿りをしている男の人がため息をついた。
その横顔が、なんとなく、淋しげで、、、、私の胸を「きゅっ」と締め付ける。
「あの、、、」
考えるよりも先に、声をかけていた。
彼が振り向く。
「雨がやむまで、、、一緒にいてもらえませんか、、、?」
彼は少し困ったような顔をする。
私は自分がしたことが、急に恥ずかしくなって、下を向いた。
「いいよ・・・」
彼が答える。
優しい声だった。
「ここにいても仕方ないから・・・どこか喫茶店で・・お茶でも飲もうか?」
「はい、、」
近くに喫茶店は見つからなかった。
小降りだった雨が急に土砂降りに変わる。
私たちはあわてて近くの軒下に逃げ込んだ。
「すごい降りになっちゃったね・・・・」
彼がカバンからタオルを出して、私の髪を拭いてくれる。
「あ、、、ごめんなさい、、、大丈夫ですから、、、」
「遠慮しないで・・・風邪引いたら大変だよ・・・」
そのとき、私の目に、ピンクのネオンが映った。
「あの、、、」
「ん・・?」
「あそこで、、、服、、、乾かしていきませんか、、、?」
「え・・?」
彼は驚いた顔をする。
「でも・・・あそこは・・・・」
「大丈夫です、、、、私、、何もしませんから、、、」
私はにっこりと笑う。
「あはは・・・それは・・・男の僕が言うセリフだね・・・」
彼が私の顔をのぞきこむ。
「いいの・・・?」
「はい、、、」
彼に肩を抱かれるように、私はネオンをくぐった、、、、
(2)へ続く
(My妄想小説サイト:クリスタルムーンより転機)
ゆきなお気に入りのオモチャ屋さん : 1 NIGHT HEAVEN
ゆきな御用達の個人輸入代行店 : 彩香~SAIKA~
| ホーム |
この記事のトラックバックURL
http://nemuranaimori.blog.2nt.com/tb.php/218-c1118a73
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック