2ntブログ
眠らない森
ひざまずいてもなお、踏みにじられながらイかされる事が愛されていると実感できるから・・・変態妄想に抗えない
すうぃ~とほ~む 1
「、、また、こんなところで、、、」
双子の妹のありさが、着ていたカーディガンを、肩にかけてくれた。
マンションのベランダから、もう何時間も通りを見ていたので、カラダが冷え切ってしまっている。
主人の克也さんが亡くなってから、もう3ヶ月。
突然の死だった。
朝、いつものように出勤して、、、そのまま、帰らぬ人になってしまった。
ひき逃げらしいけど、まだ犯人は捕まっていない。
最初の1ヶ月は、まるで抜け殻のようになっていた。
3ヶ月経ち、最近になって、ようやく食事がのどに通るようになった。
「いつまでもそこにいると、風邪引くよ。中にはいろう、、ね?」
ありさに肩を抱かれるように、私は部屋に入った。

「あ、ゆきな。今日ね、龍也さんも来れるって。」
「今日、、、?龍也さん、、、?どうして、、、?」
「今日は、克也さん龍也さんの誕生日でしょぉ?いやだ、忘れてたの?」
そうか、、今日は、2人の誕生日、、、、
生きていたら、今日で克也さん、36になるんだ、、、、
ちょうど私と一回り違いだね、、、、
妹のありさは、克也さんの双子のお兄さん・龍也さんと結婚をした。
私たちは、双子同士で結婚したのである。
一卵性双生児同士で、親も見間違えるくらい、私たちも克也さん兄弟もよく似ていた。
「まだ、会いたくなかったら、、、そう言って。ゆきなを苦しめるために、お誕生会、するわけじゃないから、、」
「うん、、、、」
「でもね、、夕べ龍也さんにも話したんだけど、このままでいたら、一生、ゆきな、立ち直れないんじゃないか、、って思って、、」
「そう、、そうね、、いつまでも泣いていないで、、しっかりしなくっちゃね、、、」

お誕生日会の料理は、きちんと4人分作り、克也さんがいつも座っていた席には、写真とお花を飾った。
3ヶ月ぶりに会う義弟の龍也さんは、長めだった髪を短くカットしていて、明るいグリーンのポロシャツを着ていた。
ああ、、克也さんも、、グリーンが好きだったわ、、、、
妹に悪いと思いながらも、龍也さんを通して克也さんの姿を追いかけることを、止める事ができなかった。
暖かい、、克也さんの唇、、、
そっとうなじから胸へ、、、そして、お腹へ、、、、やさしく包みこくような、、、克也さんの愛撫、、、
その腕に、、抱きしめられるだけで、、幸せだった、、、、
ああ、、、もう一度、、、もう一度、、、会いたい、、、、克也さん、、、、

「ごめ~ん、ゆきなぁ。私、明日急に出勤なっちゃったのよぉ。龍也さん、酔っ払って寝ちゃって、、起きてくれそうにないから、置いて行っていいかなぁ、、?」
「あはは、、いつものことね。いいわよ、、あのままソファに寝かしておくわ、、、毛布かけて、、、」

妹が帰ったあと、私はリビングのソファで寝ている龍也さんに、毛布をかけにいった。
「・・う・・ん・・」
「あ、、ごめんね、、、起こしちゃった、、?」
「ありさ・・・おいで・・・」
ぎゅ、、、っと龍也さんに抱きしめられた。
「あ、、ちがう、、私は、、」
龍也さんが私の唇をふさぐ。
そのまま首筋に舌を這わせ、右手をブラウスの下に滑り込ませると、そっと乳首をまさぐった。
「あっ、、」
ちがう、、私は、、ゆきなよ、、、、
もう一度言おうとした唇を、龍也さんはきつく吸い、舌を絡めてきた。
久しぶりの愛撫に、カラダの力が抜けていく。
克也さん、、、、、
私はすがるような思いで、龍也さんに抱きついた。

は、、、ああ、、うぅん、あ、、、、ああぁ、、ぅん、、、
全裸にされた私は、脚を大きく開いた恥ずかしい格好で、ソファに浅く腰掛けていた。
その脚の間で、さっきから龍也さんが舌をのばしている。
優しいだけで淡白だった克也さんに比べ、龍也さんの愛撫は執拗だった。
力強い舌は、確実に私が1番感じる部分を捉え、弄り、転がした。
あ、あああ、あ、、、あああああああああぁぁぁ~~~!!
前偽だけですでに3回いかされている。
ぐったりする間もなく、龍也さんのそそり勃ったモノが入ってきた。
そのまま激しく突かれる。
ああっ、、ああぁ、、、気持ちいい、、克也さん、、気持ちいいよぉ、、、、
目を開けば、克也さんと同じ顔同じ体格の男がいる。
克也さん、、死んだなんて、、ウソだよね、、、克也さん、、、

気がつくと、もう、朝の7時だった。
夕べ、あのまま寝てしまったらしい。
3ヶ月ぶりに、ぐっすり眠れた気がした。
着替えて顔を洗ってからリビングに戻ると、ちょうど龍也さんが目を覚ましたところだった。
「あ、、おはよう、、、」
「おはよう、ありさ。夕べは中途半端なセックスで、悪かったね。俺、今日代休だから、これから埋め合わせするよ。ゆきなちゃんは?」
「え、、、」
龍也さん、私のことありさだと思っている。
それに、夕べの、、、あんなに感じたのは初めてだった、、っていうのに、、あれで「中途半端」だったなんて、、、、ありさはいつも、もっとすごいことしてもらってる、、って言うの、、、?
「ゆきなは、、、用があるって、さっき出かけたわ。」
自分でも信じられない言葉が出てしまった。
「そうか。じゃあ、出かけるか。鍵は?」
「あ、、預かってるから、、、」
私は鍵を見せた。
龍也さんが身支度を整える間に、私は軽くメイクをして出かける準備をする。
「今日は久しぶりに、あそこ行ってみるか。ありさもたまには行ってみたいだろ?俺が1日オフの日なんて、めったにないからな」
「うん、楽しみ、、、」
あそこって言うのがどこかはわからないけど、ゆきなだってことがばれたら、単なるジョーク、で済ませばいいんだわ、、
本当に軽い気持ちだった。
落ち込んでいる義姉を慰めるために、外に連れ出して、楽しませてくれようとしている、義姉思いのいい義弟じゃない。
そう思い込もうとしていた。
それに、、、もしかしたら、もう1度、、、、今度は「中途半端」じゃないセックスを、、、、
私は思わず頬が赤くなってしまった。
いやだ、、こんなこと考えているなんて、、、ありさに悪いわ、、、でも、、でも、、
「ありさ、準備できた?」
今ならまだ、間に合う。「私はゆきなよ、、」って言うこともできるのに、、、。
「うん。いこうか?」

私は、悪魔の世界の入り口を開けてしまったことに、そのときはまだ気がついていなかった。。


2につづく




(原案・龍也さま 文章・ゆきな)
(My妄想小説サイト:クリスタルムーンより転機)




ゆきなお気に入りのオモチャ屋さん : 1 NIGHT HEAVEN

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テーマ:女が書く官能小説 - ジャンル:アダルト

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