2ntブログ
眠らない森
ひざまずいてもなお、踏みにじられながらイかされる事が愛されていると実感できるから・・・変態妄想に抗えない
やさしい雨(10)
私は朝焼けの街を駅に向かって歩いていた。
まだ時間が早いので、街は閑散としている。
胸に写真とネガの入ったバッグをしっかり抱きしめながら歩いた。


昨夜西条くんは、ダイニングテーブルやソファで、たっぷり私のカラダを楽しんでいた。
一度私の口の中で果てた西条くんは、何時間もの間私を指と舌だけで弄んだ。
最初に拘束された両手も、すぐに解いてくれた。
3年間、アブノーマルなセックスに慣らされていた私を、西条くんは手馴れた動きで 何度も絶頂に導いた。
道具や玩具など一切使わない。
ソファの上で何度目かのセックスの快感に溺れながら、なぜか私の脳裏に雨の日の彼の顔が浮かんでいた。
いつの間にか彼に抱かれているような気分になっていた私は、夢中で西条くんにしがみつき、そして、 気を失うように眠りに落ちていった、、、
目が覚めると、私は寝室のベッドの上に寝かされたいた。
隣には西条くんが、小さな寝息を立てている。
そっとカラダを起こすと、ベッド脇の小さなテーブルの上に、 昨日着ていた洋服がきれいにたたまれて置いてあった。
その上には新品のストッキングまで用意されている。
夜中にコンビニに買いに行ってくれたのかしら、、?
私は思わずクスッ、、と笑ってしまった。
音を立てないように服を着る。
服の隣に置いてあったバッグを見ると、口が少し開いていた。
中を確認すると、封筒が入っている。
、、、、これって、、、
例の写真とネガだった。
メモも入っている。
~写真は焼き増ししていない。これで全部だから心配するな。また連絡する~
私は封筒をバッグにしまうと両手でしっかりと抱きしめた。
「、、、ありがとう、、」
部屋を出る前に、私は小さな声でそうつぶやくと寝ている西条くんに深く頭を下げた。


最寄駅で電車を降りると、私はコンビニで新聞とライターを買った。
そのまま帰り道沿いにある荒川の土手を下りる。
新聞紙にライターで火を点けると、写真を1枚1枚焼き始めた。
何度かその時の苦痛と快楽の情景が頭をよぎる。
それを振り払うように、私は写真を焼き続けた。
写真が完全な炭になるのを確認してから、最後に私はネガに火をつけた。
プラスチックが溶ける臭いを出しながら、ネガは簡単に溶けていく。
、、、こんな風に簡単に、、何もかもなくなってしまえばいいのに、、、、
火が消えた写真と溶けてドロドロになったネガの残骸の前で、私はしばらくの間、声を殺して泣いていた、、、


火曜日。
私はいつものように、課長に呼び出された。
「秋本君、西条社長の息子さんと付き合っているらしいが?」
私は返答に困り黙っていた。
「実は社長のほうから話があってね。慎二君と付き合っているとなると、僕の立場が微妙になるな。」
課長の意とすることがわからずに、私は怪訝な顔をする。
「僕の正直な意見を言わせてもらう。僕は君を手放す気はない。君は今もこの先も僕の奴隷だ。 その奴隷の君が勝手に他の男のとこに行くことなど、許される行為ではないな。」
課長は手を振り上げると、思いっきり私の左の頬を叩いた。
私はよろけて壁に背中打ち、そのまま座り込む。
「服を脱ぎなさい。」
課長が命令する。
私がためらっていると、課長は持っていた乗馬鞭を振り上げた。
私は思わず目を閉じカラダをかばう格好をする。
鞭はそのまま左の太腿に振り下ろされた。
あまりの痛みに声も出ない。
「手間をかけさせるな。服を脱ぎなさい。」
私は立ち上がると、のろのろと制服を脱ぎ始めた。
ブラウスも脱いで下着だけになる。
「全部だ。」
私はブラジャーのホックをはずす。
最後のショーツに手をかけると、ゆっくりと脱ぎ床に落とした。
課長が検分をするように、ゆっくりと私のカラダの周りを1周する。
カラダのあちこちには、つい3日前西条くんに付けられた鬱血痕がはっきりと残っていた。
「・・・これは先週のプレイのときのものではないな。誰に付けられた?」
課長が右の乳首を抓り上げる。
私は低く呻いた。
「、、、西条、、くん、、です、、」
私は小さな声で答える。
「彼のことが好きなのか?」
私は首を横に振る。
「、、彼が、、写真とネガを返してくれる、、って言うから、、だから、、、」
「だから彼とやったのか?」
課長の色のない声に、私はうなずいた。
「困った淫売だな。君はそういう女なんだよ。手段のためなら平気で男と寝るような、 そういう卑しい女なんだ。」
課長は持っていたロープで私を縛り上げた。
「罰のつもりで複数プレイをしてみたが、君には全く逆効果だったようだな。」
課長は私を床に転がすと、両脚を開いてM字に固定する。
「何、もう濡らしているのか?おま○こべとべとになっているぞ。」
課長は鞭の柄を突き立てた。
鞭は難なく奥に吸い込まれていく。
それでもごつごつした柄は、かなりの痛みを伴った。
「、、ぅぅっ、、っ、、」
私は苦痛に顔をゆがめる。
「痛いか?」
私はうなずく。
「痛くて当たり前だ。痛くしているんだからな。今日のお仕置きはきついぞ。覚悟しておきなさい。」


課長は私のカラダにいたるところに、洗濯バサミをつけた。
閉じられない脚の間では、バイブが2本唸り声を上げている。
身動きするたびに、ラ○アとクリト○スに付けられた洗濯バサミが攣れた。
課長は洗濯バサミ一つ一つに糸を付けると、一気に引っ張る。
カラダ中の皮膚が裂かれるような痛みに、私は悲鳴を上げた。
許しを請おうとしても、口にボールギャグを噛まされているために、言葉にならない。
課長は何度もそれを繰り返した。
「こんな酷い目にあっているのに、秋本君のおま○こは洪水だぞ。床にマン汁の水溜りができている。」
課長はクリト○スの洗濯バサミだけをはずすと、小型マッサージ器を押し当てる。
激しい痛みの中に突然現れた刺激に、私は身悶えした。
焦点の合わない目で課長を見ると、携帯でどこかに電話をかけている。
意識の遠くのほうで、課長の声がした。
「・・・・あ、もしもし。佐野です。突然で悪いんだけど、君、秋本君のことは忘れてくれ。 あれは私の大事な奴隷だ。君に譲るわけにはいかない。・・・本人?代わってもいいが、今、プレイ中でね。」
課長は携帯電話を私の顔の横に置くと、口枷をはずす。
そしてマッサージ器でクリト○スをしっかり捉えながら、バイブを激しく動かした。
「ああぁっ!!あっあっ、、あぁ~~、、あっあっ、、あぁぁ、、あっ!あっ!」
自由になった口で、私は大きな声を出す。
そのとき課長はぴたっと玩具のスイッチを切った。
「ああぁ、、いや、、」
私は催促の声を出す。
「もっと欲しいか?」
課長がきく。
「欲しければいつもみたいに懇願してみろ。」
課長は数秒だけマッサージ器のスイッチを入れ、再び止めた。
「、、ああ、、、ご主人様、、お願いします、、、私のいやらしいおま○こを、、もっと、、虐めてください、、、 ご主人様、、」
課長は玩具のスイッチを最強にすると、激しく私に突き立てかき回す。
もう気が遠くなりそうだった。
「あぁぁ!!、、あぁ~、いっちゃうぅぅ~~!!」
課長はバイブの手を休めることなく、再び携帯電話を取った。
「・・・わかっただろう?あの子は淫乱変態奴隷なんだ。君にはとても手が負えない。諦めるんだ、わかったね。」
課長が電話を切ったとき、私は失禁したまま気を失っていた。


気がつくと私は、会社の医務室のベッドに寝かされていた。
制服もきちんと着ている。
、、課長が、、着せてくれたの、、、?
私はカラダを起こした。
その瞬間、全身に引き攣るような痛みが走る。
恐る恐るブラウスのボタンを外してみると、あちこちの皮膚が破れ、血が滲んでいた。
手首と太腿には、くっきりと縄の痕が残っている。
どんなに酷いことをされても、もう涙も出てこなくなっていた。
ただ、どんどん自分のことが嫌いになっていく、、、
そう感じていた。
私はゆっくりベッドから降りると、医務室をあとにした。


痛むカラダを引きずるように、私は駅に向かった。
いつも行く本屋の前を通りかかり、私は吸い込まれるように中に入る。
目的もなく店内をぶらつき、目に留まった文庫を3冊ほど買い本屋を出た。
雨が降っていた。
私はぼんやりと空を見上げる。
、、傘、、持ってないわ、、
その時、目の前に傘を差し出された。
「入って行く・・?」
思わず私は目を見張った。
「ステキな偶然だね。と言いたいとこだけど・・・僕、毎日ここに通っちゃった・・」
彼だった。
私の目から、枯れたはずの涙が溢れる。
「・・やっと・・・やっと会えたね・・・会いたかった・・」
私は思わず彼の胸に飛び込む。
しばらくの間、彼は優しく肩を抱いていてくれた。
「・・・ここにいても仕方ないから・・・こないだのとこ・・行ってもいい・・?」
「、、、はい」
私はうなずいた。
彼に肩を抱かれながら、私たちはひとつの傘をさして歩いた。


(11)へ続く




(My妄想小説サイト:クリスタルムーンより転機)




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テーマ:女が書く官能小説 - ジャンル:アダルト

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