2ntブログ
眠らない森
ひざまずいてもなお、踏みにじられながらイかされる事が愛されていると実感できるから・・・変態妄想に抗えない
となりの部屋(5)
カチャ、、、
私はバスルームのドアを開けた。
え・・・?
シャワーを浴びていたおにいさまは、驚いたようにドアのほうに顔を向ける。
私だとわかって、少し苦笑した。
どうしたの・・?
おにいさまが聞く。
淋しいの、、、
私は、顔だけ覗かせて答える。
すぐ出るから・・もう少し待っていて・・・寝てないとだ・・・え?
おにいさまが言い終わらないうちに、私はバスルームに入った。
全裸になっている。
こら・・・まだ熱下がってないから・・風呂はだめだよ・・・
おにいさまは私のカラダを見ないように、バスタオルで私を包んだ。
私はおにいさまに抱きつく。
おにいさまは、小さい子供をあやすように、背中をとんとん、、、と叩いてくれた。
おにいさま、、好き、、、
私は抱きついている腕に、力を入れる。
僕も・・・好きだよ・・・
おにいさまは、優しく頭を撫でてくれた。
おにいさま、、、キス、、して、、、
私はおにいさまを見上げる。
あはは・・ゆきなは甘えん坊だからな・・・
おにいさまは、わざと音を立てておでこにキスをしてくれた。
おにいさま、、、違う、、そうじゃなくて、、、、
私はおにいさまの首に両手を回すと、おにいさまの唇に自分の唇を重ねる。
おにいさまが私のカラダを離そうとした拍子に、バスタオルがタイルの上に落ちた。
私はおにいさまの首にぶら下るように、強く唇を吸いながら、裸の胸をおにいさまの胸に押し付ける。
おにいさまは、動かない。
おにいさま、、好き、、好き、、、
私はそう繰り返しながら、首筋、肩、胸、、、と、少しずつキスを下にずらしていく。
唇がわき腹に触れたとき、おにいさまは私の肩を押さえた。
だめだよ・・・ゆきな・・・
少し上擦ったような、おにいさまの声。
私は立ち上がると、もう一度おにいさまの首に両手をまわした。
ゆきなのこと、、、きらい、、、?
おにいさまの瞳を見つめると、おにいさまは耐えられなくなったように目を伏せる。
・・僕たちは・・兄妹・・なんだよ・・・だから・・だから僕は・・・
おにいさまは目を開くと、私の胸についた鬱血痕に視線を落とした。
それ・・・祐輔・・・?
私は思わず胸を隠す。
大粒の涙が、溢れた。
私は、、、私はいやだ、、って言ったの、、、言ったのに、、祐輔くんが、、
おにいさまの手が、私の肩に触れる。
いやぁ!!
私はおにいさまの手を振り払うと、タイルの上にしゃがみこんだ。
いやぁ、、いやぁぁ、、、おにいさま、、、助けて、、、いやぁ、、、
私は泣きじゃくる。
ゆきな・・・
おにいさまはバスタオルで私のカラダを包むと、抱き上げた。
部屋に戻ろう・・・


おにいさまは、私の部屋のドアを開けて部屋に入ると、私をベッドの上に下ろしてくれた。
私はおにいさまの首に、しっかりとしがみつく。
ゆきな・・・いい子だから・・・
おにいさまは私の腕を解こうとする。
いや、、、
おにいさまは苦笑すると、そのままとなりに添い寝してくれた。
ここにいるから・・・安心して・・眠っていいよ・・・
おにいさまは、私の髪を撫でてくれる。
私は髪を撫でているおにいさまの手をつかむと、自分の裸の胸の上に重ねた。
こら・・・
おにいさまはねめつける。
そんなことばかりして・・・僕を困らせて・・楽しいの・・?
私はおにいさまの手を、更に胸に押し付ける。
さわって、、、おにいさまになら、、どんなことをされても、、いい、、、
・・・・
おにいさまは、黙ったまま。
祐輔くんね、、、ゆきなが暴れたら、、縛ったのよ、、、ターフのロープで、、、
え・・・?
おにいさまが、目を見開く。
ゆきなが、、、叫ばないように、、口に、、ハンカチ、、押し込んで、、、それから、、ゆきなに、、、、
おにいさまの人差し指が、私の唇を軽く押さえる。
もういいよ・・・言わなくって・・いい・・
おにいさまは、しっかりと抱きしめてくれた。
今夜は・・ずっと・・・こうしていてあげるから・・・・安心しておやすみ・・・


明け方、私は何かの気配を感じて目を覚ました。
熱のせいで、頭がボーっとしている。
私は隣にいるおにいさまにすがりついた。
ゆきな・・・
切なそうな息使いと、小さくつぶやく声。
おにいさまは、私に腕枕をしたままオナニーをしていた。
ゆきな・・・好きだ・・・誰にも・・・やるものか・・・
おにいさまは私の唇を吸い、片方の手で胸を弄る。
首筋を舐り、乳首を舌で転がした。
、、ん、、、、
私は身じろぎをする。
ゆきな・・・!
うめくように私の名前を呼ぶと、おにいさまは動かなくなった。
しばらくして静かな寝息を立て始める。
私も眠りに落ちて行った、、、


目を覚ますと、もうすっかり日が高くなっていた。
おにいさまは、隣にいない。
ゆっくりカラダを起こすと、サイドテーブルにメモがおいてあった。
~用事があるから出掛けるけど、すぐに戻る。いい子に寝ていてね。~
ふぅ、、、
私はため息をひとつつくと、ベッドから降りる。
ドレッサーの椅子に座って髪を梳かした。
あ、、パジャマ、、いつ着たんだろ、、、おにいさまが着せてくれたのかな、、、
汗をかいていたので、着替えようとボタンを外して、、思わず手が止まる。
白い胸に、真新しい鬱血痕がついていた。


(6)へ続く




(My妄想小説サイト:クリスタルムーンより転機)




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テーマ:女が書く官能小説 - ジャンル:アダルト

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