2ntブログ
眠らない森
ひざまずいてもなお、踏みにじられながらイかされる事が愛されていると実感できるから・・・変態妄想に抗えない
ぴんくの風船(前編)
「ねぇ、ゆきな。S駅前に、新しいケーキ屋さんできたの知ってる?」
「あ、知ってるぅぅ。ぴんくの風船、、とか言う、白とピンクの店内のケーキ屋さんでしょ?」
「そうそう。店頭で買うことは誰でもできるんだけど、喫茶ルームには女の子しか入れないらしいよ。ねぇ、今日の帰り、よってみない?」
「うんうん。帰りにケーキ食べにいこ」


先日開店したばかりのケーキ屋さん「ぴんくの風船」は、S駅前通から少し東に行った所にある。
入り口正面に、ケーキが並んだショウケース。そのまま右奥に進むと、喫茶ルームがあった。
明るい店内。パステルピンクを基調とした内装に、白いレースのカーテン。
まるで小さな女の子が夢見る「ケーキ屋さん」のイメージそのもの、、、って感じだった。
私はイチゴショートとプリンショコラとアイスティを注文し、親友の千秋はバナナタルトとアップルパイとベークドチーズとプリンアラモードとアイスコーヒーを注文した。
「千秋ぃぃ、、、、そんなに注文して食べられるのぉ、、、?」
もちろん彼女は、全部、クリームのかけらも残さずに平らげた。


「ね、、ゆきな。ゆきなって、、えっちなこと、、興味ある、、、?」
すっかり平らげて、一服していた時に千秋は、不意にそんなことを言い出した。
「そ、、、そりゃぁ、、、きらいじゃぁ、、、ないねぇ、、、、」
私はいきなりの質問に、戸惑いながらも、答えた。
私たちは、小学校からずっと一緒のクラスで、何をするのも一緒だった。短大も偶然同じところを選び、今もこうして、毎日一緒にいる。
高校に入った頃、千秋のお兄さんが持っていたアダルトビデオをこっそり持ち出し、私の部屋で見たこともあった。
彼氏ができて、初めてえっちした時なんかは、こと細かく、お互いに報告しあったほどである。
「実はさぁ、、、サークルの、、深雪先輩、、知ってるでしょ、、?」
「ああ、、確か、2年前に卒業したOBで、、、こないだの合宿の時に、指導にきてくれた先輩だよね?」
「そう、その人。その、、深雪先輩がね、、こないだのコンパのあと、、ほら、ゆきなが家の用事で欠席したコンパ、、、ここにつれてきてくれたのよね、、、」
「ここ、、、、?」
「そう、、ここ、、、」
「千秋、コンパで飲んだあと、よくケーキ食べる気になったねぇ、、、、別腹にもほどがあるよ。肥えるよ。」
「あはははは、、、、、」
千秋が、なんとなく言い難そうな顔をしながら、再びタバコに火をつけた。
そのまま黙り込んでしまう。
「やだ、千秋。何よ?深雪先輩と、なんかあったの?襲われた、、とか?」
沈黙にたまりかねた私は、ちょっと、おちゃらけた感じで言ってみる。
「襲われた、、、、ってわけじゃないけど、、、、ううん、、、そんなもんかなぁ、、、、」
千秋は、そう小さくつぶやくと、下を向いた。
「ん~~~?」
私は、千秋の顔を覗き込んでみる。
1分たって、、、2分たったころ、千秋が顔をあげて、こういった。
「あのね、ゆきなが興味なかったら、断ってくれてもいいんだからね。それは、まず、最初にいっておく」
「うん、、、それで?」
「あのさ、、、ゆきなって、、、彼氏とのえっちに、満足してるの?」
「ん~~~、、、、どうかなぁ、、、、たまには、もっとすごいことしてよ、、、出たからって、さっさと寝るな、、、とか、、思わないこともない、、、、かなぁ、、、あははははは、、、、」
「あはは、、、ゆきなって正直。つまり、そういうことよ、、、。」
「つまり、、、、どういうことなのか、、、まったくわからないんだけどぉ、、?」
千秋の顔を覗き込みながら聞くと、ぽつんぽつん、、と、小さな声で、話しだした。


千秋が言うことをまとめてみると、こういうことらしい。
このお店の地下には、女の子の願望や妄想をかなえてくれる倶楽部があって、一元さんお断り、必ず誰か会員の紹介者と一緒ではないと入れない。
で、先日のコンパのあと、深雪先輩に連れて来られたらしい。
深雪先輩は、ここの常連らしいのだ。
千秋はコンパの最中からお開きになるまで、ずっと深雪先輩に、彼氏の愚痴を聞かせていた。
酔っ払いの勢いもあったんだと思うけど、誘われるままに、軽い気持ちで倶楽部に行ってみたら、もう、それはそれは「天国に登る気持ち」「この世の極楽」。
とにかく、すばらしい倶楽部だった。だから、会員になってきた、、、
というのだ。

「で、、、つまり、、、その極楽倶楽部に、、、私も行かないか、、ってこと?」
「、、そうなんだけどぉぉ、、、でもね、、、ゆきなが嫌なら、、いいのよ、、断ってくれても、、、、。ただね、、、本当に、良かったんだから、、、。良かったんだけど、、、、」
「独りでは行きにくい、、ってことね」
私は大げさにため息をついてみせた。
「そんなとこ」
「で、、、、いくらなの、、、?」


私と千秋は、薄暗い待合室でメニューを見ていた。


基本料金(1時間30分)
 本番なし 20000~  (ひとり追加ごとに10000)
 本番あり 25000~  (ひとり追加ことに10000)
延長料金 5000(30分毎・各コース共通)
会員 10%OFF(入会金10000)
擬似恋愛・擬似レイプ・SM・レズ・3P・スワッピング・その他、貴女の願望をかなえます。
衣装道具貸し出し無料
貴女の希望のプレイメイト(男女)が、貴女が満足するまで、心をこめてご奉仕いたします。


「で、、、これからどうすればいいの?」
「この記入用紙に、どういうことをされたいか、書けばいいのよ。たとえば、、、、恋人にベッドでたっぷり可愛がってもらいたい、、とか、、レイプされてみたい、、とか。それからプレイメイトのプロフィール集から、相手を選ぶの」
「あはは、、、、こないだの千秋は、ベッドでたっぷり?」
「違うわよ。こないだの私はね、、、、本番なしのソフトSM、バイブでいってみたい。って書いた、、」
「げ、、、、で?で?どうだったの?」
「どう、、って、ごらんの通り、即会員になって、また来たわけよ、、、ゆきなつれて、、だけど、、、」
「天国見せてもらったってわけね、、」
「そういうこと」
つまりここは、、、ソープランドの女の子版、、、って感じの倶楽部、、なのかしらん。
お金払って、彼氏には言えないようないやらしいことをしてもらう、、ってことね。
「よっし、、、私は決まったよぉ。えっと、、、内診台に拘束してもらって、2人の女の子に、全身舐めまくってもらう。それからバイブで、いかしてもらうのだぁ」
「千秋って、、、舐め舐めが好きなのね、、、、」
「うっふっふ、、、。ゆきなは決まった?」
「うん、、、ソフトSM、、なんて、いいかな、、、、」


私たちは、それぞれの希望を用紙に記入してから、それを受付に出した。
すぐに千秋の指定したプレイメイトの女の子が2人現れ、千秋を部屋に案内して行った。
それからしばらくして、私が指定したプレイメイトが3人現れた。
SM暦10年以上の男性が1人、5年以上が2人、、、、
ソフトSMがしたい、、って、千秋には言ったけど、本当はかなりハードなことを希望した。
縛られたい、磔られたい、鞭で打たれたい、全身に蝋燭をたらされたい、バイブで快楽地獄に狂いたい、、、、
淫乱な私のカラダに、お仕置きをしてください、、、、
用紙には、そう書いておいた。



(前半終了)




(My妄想小説サイト:クリスタルムーンより転機)




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テーマ:女が書く官能小説 - ジャンル:アダルト

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