2ntブログ
眠らない森
ひざまずいてもなお、踏みにじられながらイかされる事が愛されていると実感できるから・・・変態妄想に抗えない
WeddingSlave(4)
「旅行、、ですか、、、?」
「そう・・・27日から・・・行けるね・・・?」
「あ、、でも、、、」
「朝9時・・・N駅ターミナル広場の噴水の前で・・待っているから・・・」
彼と知り合って、2年半。初めてホテル以外で会うことになった。


いい天気、、、
私はkitamuraのボストンバッグとバニティを持って、ターミナル広場で彼を待っていた。
天気予報で「今日は暑くなる」と言っていたので、私はレモンイエローのキャミワンピースの上に、白いレースのカーディガンを着ていた。
帽子をかぶってきて、正解だった。日差しがとっても強い、、、
「旅行に行く」と言われただけで、何日行くのか、どこに行くのかも聞いていなかった私は、とりあえず3日分の着替えを用意していた。
広場の時計が、午前9時を知らせるベルを鳴らす。
鳴り終わる前に、彼がグリーンのロードスターを横付けにした。
「・・待った・・・?ごめんね・・・道が・・混んでいた・・・」
私は少しだけ、戸惑ってしまった。
私の知っている彼は、いつもスーツで、人を寄せ付けないような雰囲気があった。
でも今日の彼は、ラベンダーのオープンシャツに白のスラックス、そしてサングラスをかけている。
その笑顔は、優しくて温かみにあふれていた。
「平気、、です、、私も5分くらい前だから、、、着いたの、、」
彼は車から降りてくると、トランクをあけ、ボストンバッグを入れてくれた。
「小さいほうは・・手に持っているでしょ?」
「あ、、はい」
「じゃあ・・・乗って・・」
助手席のドアまで開けてくれる。
「よく似合うよ・・そのワンピース・・・可愛いね・・・」
、、、、、
これは、、、誰、、?
いつもの彼ではない、、、
ううん、、もしかしたら、、こっちの方が、、本当の「彼」なのかも、、、
私の戸惑いをよそに、車は滑るように走り出した。


ドライブは快適だった。
GWスタート前日のせいか、道はすいている。
車内には、サザンが流れていた。少し古めのナンバーである。
「サザン、、、好きなんですか、、?」
「初めて僕が買った邦楽のレコードが・・サザンだったんだよ・・」
「いつもは、、、洋楽、、、?」
「いや・・・クラシック・・・」
「ああ、、よかった。クラシック流れていたら、、私、、寝ちゃいそう、、、」
「あはは・・そう思って・・サザンにした・・」
移動中、会話がないんじゃないか、、、
そう不安だった私は、すっかり気が楽になった。
彼のおしゃべりのセンスはなかなかで、退屈しなかった。
聞き上手、、、と言うのか、私の趣味や大学の講義こと、映画や料理、最近始めたパソコンの話まで、楽しそうに聞いてくれる。
それでいて、プライベートなことには、深く突っ込まない。彼も、話さない。
そういえば、、、
と、私は思う。
私ってば、、彼の仕事はおろか、名前も知らないんだわ、、、、


車が東名高速に入ったころ、私は初めて行き先を聞いた。
「箱根・・・僕の別荘があるんだ・・・」
「別荘?!、、すごい、、、」
「温泉も引いてあるから・・・お楽しみに・・・」
と、彼は笑う。
「あ、、あの、、、何日くらい、、?一応着替えは、、、3日分、、持ってきたんですけど、、」
「講義は・・いつから・・・?」
「10日からですけど、、、」
「そう・・じゃあ・・・9日の夜まで・・一緒にいよう・・いいね・・」
それは冷たい、いつもの拒絶を許さない声だった。
「え、、で、、でも、、、着替え、、3日分しか、、、」
「必要ない」
彼はきっぱりと言った。


東名高速を降りしばらく走ったころ、彼が車を止めた。
「脱いで・・・ここで・・・・」
「、、いや、、、」
「・・脱ぎなさい・・・これから12日間・・・君に服は・・必要ないのだから・・・・」


ぎり、、ぎり、、、ぎ、、、、
私は全裸で、梁に吊るされていた。
両手首を縛られ、つま先は床にやっと着くくらい。
胸には食い込むように縄がかけられ、脚の間には、唸り声を上げているバイブが、ガムテープでしっかり止められていた。
あっ、、ああ、、う、、、うん、、、ぁ、、、
手首の痛みと、強制的に送られて来る快感、不安定な体勢。
この状態で放置されてから、すでに2時間がたっていた。
彼は「買い物に行って来る・・」と言って出て行ったきり、まだ帰ってこない。
う、、ああぁ、、あああ、、あぁ、、、
いきたいのに、いけない、、そんなもどかしさ、、、、
足元には、私から溢れ出たお汁で、小さな水溜りが作られていた。
ああ、、、おねがい、、もう、、もう、、だめ、、、
カチャ・・・バタン・・
別荘の玄関が開いて閉じる音がした。
ただいま・・・・
彼が顔を出す。
私はすでに、顔を上げることもできなくなっていた。
ああ・・・こんなに濡らして・・・・かわいそうに・・・・
彼はグイッとバイブを、さらに奥まで差し込む。
あああああ!!
私はそれだけで、いってしまった、、、


食事は、裸にピンクのエプロンをかけてもらい、毎回一緒に作った。
自慢の温泉を引いたお風呂には、後ろ手に手錠をされた私と、Tシャツを着たままの彼が一緒に入り、全身隈なく洗ってくれた。
夜は私が眠るまで、ベッドのそばにいてくれた。
朝起きると、赤い首輪とリードをつけられて、全裸のまま、1時間ほど散歩に連れて行かれた。
日中は、永遠に続くのかと思うほどの、快楽地獄を味わらせれくれた。
そして、、、、12日間が過ぎた。
最後まで彼は、私を抱くことはなかった、、、

(5)へ続く




(My妄想小説サイト:クリスタルムーンより転機)




ゆきなお気に入りのオモチャ屋さん : 1 NIGHT HEAVEN

ゆきな御用達の個人輸入代行店 : 彩香~SAIKA~

テーマ:女が書く官能小説 - ジャンル:アダルト

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nemuranaimori.blog.2nt.com/tb.php/147-4b5dc172
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック