2ntブログ
眠らない森
ひざまずいてもなお、踏みにじられながらイかされる事が愛されていると実感できるから・・・変態妄想に抗えない
WeddingSlave(5)
「お見合い?!」
私は電話口で叫んでしまった。
「そうよ。東京に出るときに約束したでしょ?大学卒業したら、こっち戻ってきて結婚するって。 それを無視して勝手に就職なんかして。1年東京の企業で働いたんだから、もう、充分でしょ。」
「、、、、、、、、」
私の実家は、長野で造り酒屋をしている。
10代続いた老舗のせいか、父も母も、昔気質の古い人間だった。
ひとり娘だった私は、小さいころから「親の決めた相手と結婚をして、酒屋を継ぐように」と、そういわれていた。
幼稚園から短大までエスカレーター式のお嬢様学校、成績はトップクラス、クラブは新体操、、、
とくに可もなく不可もなく、なんの面白みもない日々を過ごしていた。
このまま親の敷いたレールだけを走るなんて、、絶対に、、いや、、、、
そう思った私は、親の猛反対を押し切り、東京の国立大学を受験。
母校ではじめて、国立大学に合格した私は、名誉を重んじる校長を味方に付け、ついに両親の説得に成功し上京。 都内のマンションひとり暮らし生活を始めた。
ただし、最後まで反対していた母が出した条件(大学出たら、実家に戻って結婚をする)を呑んで、、、、。
「今度の連休、帰ってきなさいね。」
母は一方的に言うと、電話を切った。


・・・元気・・ないね・・・・
ペントハウスの部屋に入ってきた私を見て、彼は言った。
・・・今日は・・このまま帰る・・・?
いえ、、、大丈夫です、、、、
私はブラウスとスカートを脱ぐと、その場に四つん這いになった。
、、、私の、、恥ずかしい姿を、、見てください、、、
私は四つん這いのまま後ろを向くと、彼に方に向かってお尻を高く上げ、右手の指で、大切な部分を開いて見せた。
・・・あいかわらず・・・いやらしいね・・・・
彼はカウチに座ったまま、視線だけを私に向ける。
彼と知り合ってから、4年半が過ぎていた。
当時大学1年だった私も無事卒業をして、今は大手服飾メーカーのOLをしている。
彼との関係は、相変わらずで、月に2回、この部屋で会っていた。
4年半の間、彼は1度も私を抱いていない。
私って、、彼の何なんだろう、、、
最近、たびたびこの疑問が頭に浮かぶようになった。
でも、、、、確認するのが怖い、、、
彼の冷たい瞳に吸い込まれる瞬間と、淫靡と快楽と苦痛の時間、帰りしなに見せてくれる優しい笑顔、、、
どれもすでに、失いたくないところまで来ていた。
・・・今日は・・どう・・されたいの・・・?・・どんな・・いやらしいこと・・されに来たの・・・?
1年くらい前から、彼はそう言って、私を辱めるようになった。
そのころから私は、彼と会うときに下着を着けていない。
初めて彼に「下着はいらない」と言われて着けてこなかった日、ホテルに着くまで、恐くてずっと震えていた。
でもホテルに着いて、今まで以上に自分が濡れていたのを知った時は、正直驚いたのを覚えている。
下着を着けていない、、という行為が、これから起こることへの期待感を、いっそう煽るのだということを、彼に教えられた。
・・さあ・・言ってごらん・・・
彼が私を促がす。
、、、虐めて、、ください、、、
私はお尻を高く上げた体勢のまま、そう答えた。
・・そう・・・どうやって虐めて欲しいの・・・?
彼はカウチでタバコを吹かしたまま、動かない。
、、あぁぁ、、、、痛く、、痛くして、、、ください、、、
このお願いに、彼は少し怪訝な顔をした。
私は痛いことは苦手で、彼が望んだ時は耐えても、自分からお願いなどしたことがなかったからである。
・・どうかした・・?
彼がそばまで来て、私の隣に膝を着いた。
、、お願いします、、、今日は、、思いっきり、、虐められたいの、、、痛くして、、欲しいの、、、
一瞬の沈黙の後、彼は静かにうなずいた。
・・・わかった・・・
彼は吸っていたタバコを、私の背中に押し付ける。
ああぁぁぁぁ!!!
私のカラダが痛みに耐えられず、床に倒れた。
彼はベルトをはずすと、私の背中に何回も振り下ろす。
私は胸をかばうような格好で、声も出さずに耐えていた。
彼はベルトを置くと、床の上に私を仰向けにし、両手を押さえつける。
首筋を強く吸い、そして乳首を噛んだ。
んんぁぁぁ~~!!
耐え切れずに私は叫んだ。
彼は左手で私の両手を押さえつけると、膝で両足を割り、右手の指を股間に刺し入れ激しく動かす。
すでにそこは、切ないほどに濡れていた。
あっ!あっ!ああぁ、、ああっ、、
上半身に与えられる苦痛と、下半身に与えられる快楽のなか、私はうわごとのように、つぶやいていた。
、、いや、、離れたくない、、、
そして、私は気を失った。


気がつくと、私はベッドに寝かされていた。
彼の手が、私の頭をなででいる。
「・・・大丈夫・・?」
彼の目に、心配の色が浮かんでいる。
「なにか・・・あったの・・・・?」
彼の質問に首を振って答えた。
「・・なら・・いいけど・・・・」
私はベッドからカラダを起こして、彼の方を向いた。
「、、聞いても、、いいですか、、、?」
彼は無言で促がす。
「私って、、、あなたにとって、、なんですか、、、、、?」
返事はすぐにあった。
「愛奴・・・」
4年半目にして、初めて知った自分の立場だった。

(6)へ続く




(My妄想小説サイト:クリスタルムーンより転機)




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